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松本 徹（まつもと とおる、1933年8月19日 - ）は、日本の文芸評論家。近畿大学、武蔵野大学の教授を経て、山梨県の山中湖畔にある「三島由紀夫文学館」館長。 北海道札幌市生まれ。大阪市立大学文学部国語国文学科卒業後、サンケイ新聞に入社。記者時代の1963年に「森鴎外ノート」で第6回群像新人文学賞（評論部門）候補。1973年に「三島由紀夫論」を発表。文芸評論、小説を書き、徳田秋声論を書いている。1980年に近畿大教授。1982年から『文學界』で同人雑誌評を担当、1995年から2004年まで武蔵野女子大学（現：武蔵野大学）教授。その時期は作家・漫画家の白倉由美の指導教官だった。 2006年『徳田秋声全集』（八木書店）の編纂で菊池寛賞受賞。『季刊文科』（鳥影社）、『三島由紀夫研究』編集委員。 == 著書 == *『三島由紀夫論 失墜を拒んだイカロス』朝日出版社 1973 *『「書くこと」の現在 文芸時評 昭和五十七年～昭和五十九年』皆美社 1985 *『夢幻往来 異界への道』人文書院 1987 *『徳田秋声』笠間書院 1988 *『袈裟の首』福武書店 1991 *『イタリア夢幻紀行』邑書林 1994 *『奇蹟への回路 小林秀雄・坂口安吾・三島由紀夫』勉誠社 1994 *『親子で楽しむ歴史と古典 小野小町』勉誠社 1997 *『ローマ夢幻巡礼』小沢書店 1998 *『三島由紀夫の最期』文藝春秋 2000 *『師直の恋 原「忠臣蔵」』邑書林（季刊文科叢書）2001 *『六道往還記」おうふう 2004 *『あめつちを動かす 三島由紀夫論集』試論社 2005 *『三島由紀夫エロスの劇』作品社 2005 *『小栗往還記』文藝春秋 2007 *『風雅の帝 光巖』鳥影社、2010 *『三島由紀夫を読み解く』日本放送出版協会〈カルチャーラジオ・文学の世界〉テキスト、2010 *『天神への道菅原道真』試論社 2014 *『三島由紀夫の生と死』鼎書房 2015 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「松本徹 (学者)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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